ネシオのブログ

ネシオのブログです。興味のあるゲームやアニメ、漫画や映画のことを書いています。オリジナル作品の制作日記も公開中。

ネシオのブログ

MENU

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」 第20話 感想

アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」の20話「ボスからの最終指令」の感想です。ややネタバレ注意。

19話の感想はこちら

 ▽最終指令

   

 前回、「ジョルノ」と「ミスタ」の活躍によって手に入れたOAディスク。

 そのディスクに入力されていたのは――ボスからの最終指令です。

 

 内容を簡単にまとめると――。

 

 娘「トリッシュ」を、「サンジョルジョマジョーレ島」にある教会の大鐘楼の上に連れてこい。その際の護衛は一人。

 

 って感じになります。

 

 省きましたが、他にも色々と細かい指示があり、用心深さがよく伝わってきます。

 ボスとは一体どんな人物……姿をしてるんでしょうか……?

 

 って……そう思えたら良かったんですが……。

 自分はある程度知っちゃってるんですよね。ボスの見た目とスタンド能力

 

 あぁ……、記憶を消し去りたい……。

 

 

▽「ジョルノ」と「ブチャラティ

   

 島に着くと、なんと「ジョルノ」が「トリッシュ」の護衛に志願。

 それは……ちょっと無理なんじゃないか? 新人だし。

 

 「アバッキオ」も、「いきなり何言ってんだよ」と、「ジョルノ」に詰め寄ります。

 

 まぁ、幹部である「ブチャラティ」が行くのが自然でしょうね。

 

 ……ん? おっと、「ジョルノ」が「ブチャラティ」にアイコンタクト。

 

 

 他の仲間には言っていない目的――それを共有していますからね。「ジョルノ」も何かしたいのでしょう。

 

 「ブチャラティ」は、視線を向けてくる「ジョルノ」の意思を感じ取り、服に着けているテントウムシのブローチをお守りにくれないかと言って、彼からそれを受け取ります。

 それは「ゴールド・エクスペリエンス」の能力によって生命が与えられ、探知機に変化。

 これをボスの身体に付ければ、居場所を常に把握できるようになる……という訳ですか。

 

 便利だなぁ……。

 

 

 ▽「トリッシュ」の不安

 

 教会に入り、進んでいく「トリッシュ」と「ブチャラティ」。

 指示通り、エレベーターに乗り込み、鐘楼の上に向かおうとします。

 

 しかし、ここでちょっとトラブル発生。

 「トリッシュ」が蹲ってしまったのです。

 

 愛情の無い父親に会う時が迫り、不安や恐れが一気に押し寄せて来たようですね。

 「これから何処へ行くことになるの」と、「ブチャラティ」に聞きます。

 

 そんな彼女に「ブチャラティ」は、決して悪いようにはならないと、丁寧に話して聞かせます。

 

 その言葉を信じたのかどうかは分かりませんが、「トリッシュ」はエレベーターに乗り込んでくれました。

 

 そして徐々に近付いてくる塔の最上――別れの時。

 

 「トリッシュ」は「ブチャラティ」の手を握ります。

 

 短い間でしたが、しっかり自分を護ってくれた人間です。

 あぁ、「ブチャラティ」みたいな人が父親ならどれだけ良いか……。

 

 ▽ボスの狙い

   

 エレベーターが塔上に到着。

 遂に娘とボスが会うのか……。

 

 と思いきや。

 


 何が起こったのか!

 手首だけを残して消えてしまった「トリッシュ」!

 

 「ブチャラティ」はあまりのことに驚愕!

 

 そして叫びます。

 

 自分の正体を完全に消し去る為に、ボスが娘を護衛させたのは、自分の手で確実に娘を始末する為なのか! と。

 

 まぁ、そうだよね。

 娘を生かしとくと自分を狙う連中が増えるだけだし……。

 そりゃ殺すよなぁ。

 

 

 ▽「ブチャラティ」の過去

    

 ここで、「ブチャラティ」の過去が挟まります。

 

 真面目で正直、そして家族思いな父親と、優しい母親に育てられた「ブチャラティ」。

 

 しかし、7歳の時、どういう理由かは分からないけれど、親が離婚。

 親達は、「ブチャラティ」にどちらと暮らすか選ばせます。

 母親は自分についてくるよう言いますが、その時「ブチャラティ」は本能で母が強い人間だと感じ取り、父親と暮らすことを選択。

 

 その判断は結果的に正しく、母親はあっさり再婚。

 

 その後、父親と二人で暮らす「ブチャラティ」。

 彼にまたもや悲劇。

 

 麻薬の取引現場を目撃してしまった父親が口封じに撃たれ、大怪我を負ってしまいます。

 一命は取り留めましたが……。

 

 それが逆に不運。

 

 父親を撃った二人の男が、今度こそ息の根を止めるぞと、またやってきたからです。

 

 それを分かっていた「ブチャラティ」は、父親の病室に潜み、彼らに不意打ち。

 十二歳にして、二人の人間を殺害することになります。

 

 そしてそれから父親を守り続ける為に――組織へ。

 

 って感じの流れです。

 一つ言いたいのは……子どもの頃からその服装なのか……ということ。

 

 

 ▽吐き気を催す邪悪

    

 ブチャラティ吐き気を催す邪悪とは、何も知らぬ無知なる者を利用することだ! 自分の利益だけの為に利用することだ! 父親が! 何も知らぬ娘を! テメーだけの都合で!

 

 回想が終わり、ボスに裏切られたと知った「ブチャラティ」が激昂するシーン!

 飛び出す名言!

 

 彼は「スティッキー・フィンガーズ」の能力でエレベーターから脱出し、ボスを始末しようと後を追います。

 

 

▽「ボス」VS「ブチャラティ

   

 ボスに探知機を付けることには成功した「ブチャラティ」。

 しかし、ボスのスタンド「キング・クリムゾン」は圧倒的パワー!

  

 「時間を消し去る」謎の能力によって完全に「ブチャラティ」は翻弄!

 背後から腹を貫かれてしまいます!

 

 一体どういうことだってばよ……。

 

 

▽20話を見終わって

  

 「キング・クリムゾン」……説明されても理解の難しい能力ですね、やっぱり。

 本人もよく分かってない……ってことは無いのかな。

 

 まぁそれはいいとして、「キング・クリムゾン」の迫力は凄かったですね。

 ボスの声も良いし。

 

 これまでは「暗殺チーム」との戦いでしたが、これからは「ボスの刺客」との戦いになることでしょう。

 

 「リゾット」が残ってるけどどうなるんかな。

 手を組んだりする?

 いや、今更無いかな。

 

21話の感想はこちら

 

 


ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風 Vol.5 (17~20話/初回仕様版) [DVD]

 


超像可動 「ジョジョの奇妙な冒険」第5部 54トリッシュ・ウナ