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アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』第20話 感想

アニメジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』の第20話ボスからの最終指令」の感想です。ややネタバレ注意

最終指令

   

 前回、「ジョルノ」と「ミスタ」の活躍によって手に入れたOAディスク

 そのディスクに入力されていたのは――ボスからの最終指令です。

 

 内容を簡単にまとめると――。

 

 娘「トリッシュ」を、「サンジョルジョマジョーレ島」にある教会の大鐘楼の上に連れてこい。その際の護衛は一人。

 

 って感じになります。

 

 省きましたが、他にも色々と細かい指示があり、用心深さがよく伝わってきます。

 ボスとは一体どんな人物……姿をしてるんでしょうか……?

 

 って……そう思えたら良かったんですが……。

 自分はある程度知っちゃってるんですよね。ボスの見た目とスタンド能力

 

 あぁ……記憶を消し去りたい……。

 

 

「ジョルノ」と「ブチャラティ

   

 島に着くと、なんと「ジョルノ」が「トリッシュ」の護衛に志願。

 それは……ちょっと無理なんじゃないか? 新人だし。

 

 「アバッキオ」も、「いきなり何言ってんだよ」と、「ジョルノ」に詰め寄ります。

 

 まぁ、幹部である「ブチャラティ」が行くのが自然でしょうね。

 

 ……ん? おっと、「ジョルノ」が「ブチャラティ」にアイコンタクト。

 

 

 他の仲間には言っていない目的――それを共有していますからね。「ジョルノ」も何かしたいのでしょう。

 

 「ブチャラティ」は、視線を向けてくる「ジョルノ」の意思を感じ取り、服に着けているテントウムシのブローチをお守りにくれないかと言って、彼からそれを受け取ります。

 それは「ゴールド・エクスペリエンス」の能力によって生命が与えられ、探知機に変化。

 これをボスの体に付ければ、居場所を常に把握できるようになる……という訳ですか。

 

 便利だなぁ……。

 

 

トリッシュ」の不安

 

 教会に入り、進んでいく「トリッシュ」と「ブチャラティ」。

 指示通り、エレベーターに乗り込み、鐘楼の上に向かおうとします。

 

 しかし、ここでちょっとトラブル発生。

 「トリッシュ」が蹲ってしまったのです。

 

 愛情の無い父親に会う時が迫り、不安や恐れが一気に押し寄せて来たようですね。

 「これから何処へ行くことになるの」と、「ブチャラティ」に聞きます。

 

 そんな彼女に「ブチャラティ」は、決して悪いようにはならないと、丁寧に話して聞かせます。

 

 その言葉を信じたのかどうかは分かりませんが、「トリッシュ」はエレベーターに乗り込んでくれました。

 

 そして、徐々に近付いてくる塔の最上――別れの時。

 

 「トリッシュ」は「ブチャラティ」の手を握ります。

 

 短い間でしたが、しっかり自分を護ってくれた人間です。

 あぁ、「ブチャラティ」みたいな人が父親ならどれだけ良いか……。

 


ボスからの最終指令

ボスの狙い

   

 エレベーターが塔上に到着。

 遂に娘とボスが会うのか……。

 

 と思いきや。

 


 何が起こったのか!

 手首だけを残して消えてしまった「トリッシュ」!

 

 「ブチャラティ」はあまりのことに驚愕!

 

 そして、叫びます。

 

 自分の正体を完全に消し去る為に、ボスが娘を護衛させたのは、自分の手で確実に娘を始末する為なのか! と。

 

 まぁ、そうだよね。

 娘を生かしとくと自分を狙う連中が増えるだけだし……。

 そりゃ殺すよなぁ。

 

 

ブチャラティ」の過去

    

 ここで「ブチャラティ」の過去が挟まります。

 

 真面目で正直、そして家族思いな父親と、優しい母親に育てられた「ブチャラティ」。

 

 しかし、7歳の時、どういう理由かは分からないけれど、親が離婚。

 親達は、「ブチャラティ」にどちらと暮らすか選ばせます。

 母親は自分についてくるよう言いますが、その時「ブチャラティ」は本能で母が強い人間だと感じ取り、父親と暮らすことを選択。

 

 その判断は結果的に正しく、母親はあっさり再婚。

 

 その後、父親と二人で暮らす「ブチャラティ」。

 彼にまたもや悲劇。

 

 麻薬の取引現場を目撃してしまった父親が口封じに撃たれ、大怪我を負ってしまいます。

 一命は取り留めましたが……。

 

 それが逆に不運。

 

 父親を撃った二人の男が、今度こそ息の根を止めるぞと、またやってきたからです。

 

 それを分かっていた「ブチャラティ」は、父親の病室に潜み、彼らに不意打ち。

 十二歳にして、二人の人間を殺害することになります。

 

 そして、それから父親を守り続ける為に――組織へ。

 

 って感じの流れです。

 一つ言いたいのは……子どもの頃からその服装なのか……ということ。

 

 

吐き気を催す邪悪

    

 ブチャラティ吐き気を催す邪悪とは、何も知らぬ無知なる者を利用することだ! 自分の利益だけの為に利用することだ! 父親が! 何も知らぬ娘を! テメーだけの都合で!

 

 回想が終わり、ボスに裏切られたと知った「ブチャラティ」が激昂するシーン!

 飛び出す名言!

 

 彼は「スティッキー・フィンガーズ」の能力でエレベーターから脱出し、ボスを始末しようと後を追います。

 

 

「ボス」VS「ブチャラティ

   

 ボスに探知機を付けることには成功した「ブチャラティ」。

 しかし、ボスのスタンド「キング・クリムゾン」は圧倒的パワー!

  

 「時間を消し去る」謎の能力によって完全に「ブチャラティ」は翻弄!

 背後から腹を貫かれてしまいます!

 

 一体どういうことだってばよ……。

 

 

20話を観終わって

  

 「キング・クリムゾン」……説明されても理解の難しい能力ですね、やっぱり。

 本人もよく分かってない……ってことは無いのかな。

 

 まぁそれはいいとして、「キング・クリムゾン」の迫力は凄かったですね。

 ボスの声も良いし。

 

 これまでは「暗殺チーム」との戦いでしたが、これからは「ボスの刺客」との戦いになることでしょう。

 

 「リゾット」が残ってるけどどうなるんかな。

 手を組んだりする?

 いや、今更無いかな。