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アニメ「歌舞伎町シャーロック」第１７話「振り返ればサウダーデ」感想

アニメ
今回の内容

アニメ「歌舞伎町シャーロック」の第１７話「振り返ればサウダーデ」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

「雪見（ゆきみ） 銀次郎（ぎんじろう）」「落花（おちばな） 千々莅（ちぢり）」「死瑪（しば） 遊餓（ゆうが）」「菊池（きくち） 涯（がい）」「只乃（やの） 博人（ひろと）」「億卍（おくまんじ） 解俸（かいほう）」の６人。

16話の感想はこちら

異常者達のとても危険な夜５

 

１クール目終盤で衝撃の展開を見せ、注目を集めた歌舞伎町シャーロック。２クール目も今までのノリで順調に進み、また謎が積み上がっている訳だが……。

ここまでで何か気になるところはあるか？

第七刑務所だね。あそこと関わった人間が次々と犯罪を犯している。前回のあほぼんは確か、慰問に訪れていた筈だ。

う～む……、犯罪が増え、モランの選挙戦が危うくなっている現状……モリアーティの仕業と考えるのが妥当か……。

奴の復讐はまだ終わっていないと？

地位も名誉も奪った上で殺す……ベタだがありそうな展開じゃないか？

……そうだな。

でもあのガキに洗脳なんて出来んのかよ。アルバートとかいう男も怪しかっただろ。

どちらにせよ、人に犯罪を犯させ、その上、自殺させるなんて凄いことだけどね。

全くだ。

第１７話視聴開始


#17「振り返ればサウダーデ」

　モリアーティの出所を祝う為、長屋は臨時休業。

　彼が早く出て来れたのは、モランの根回しで正当防衛が成立したからだという。

　何だかシャーロックの機嫌も良く、彼は一芸を披露した後、モリアーティへプレゼントを贈る。

正当防衛が成立だと……？ 確かにあの晩目撃者は少なかったが……。

彼らにとっては良いことかもしれないけど、少しもやもやするね。

それよりモランが息子を刑務所から出したことが気になる。

娘が死んで状況が変わったってことか？

まぁ確かに殺す理由は無くなったかもしれないが……。

落書き事件

　遊撃隊の子ども達と一緒に訪れたバッティングセンターで、奇妙な落書き事件に遭遇するシャーロック。

　子ども達が疑われているようだが、サスケと呼ばれた男性は、何故か落書きを消すことに集中している。

犯人知ってるんじゃないのか？

しかし、それを言わないということは、何か都合が悪いんだろうね。

父との関係

　帰宅したモリアーティは、カーライルという使用人に会った後、モランの部屋に顔を出す。

　彼は父親の選挙活動に積極的に協力しようとしているようだが、モランの態度は冷たく、ただ横に立っていればいいと言われてしまう。

どちらも何を考えているのか分からないな。

今更黒幕として新キャラ出すとは思えねーし……。

近付いて寝首を掻く作戦かな？

少年探偵モリアーティ

　落書き事件の真犯人を捕まえる為、長屋にＳ級特盛の依頼を出すモリアーティ。

　金が出るということで、京極達も参加を決めるが、依頼者のモリアーティも探偵として事件を捜査するようだ。

こうも散財するとはな。他に生き甲斐がないのかもしれん。

でもよ。他の連中参加させても大して面白くならなくねーか？

スピード解決

　落書きが描かれるようになってからサスケ爺さんの様子がおかしい。

　つまり、あれは彼にとって都合の悪い意味になっている。

　シャーロックは今までに描かれた落書きの写真を集め、暗号を解く。

ほら、結局、二人で全部解いてるし……。

ああ。自分で解けば金を支払う必要はないな。成程。

旧友

　明かりの消されたバッティングセンター。

　落書きを消していたサスケの前に現れたのは、若い頃、一緒に泥棒として活動していたサイゾウだった。

　どうやら今まで描かれた落書きは全て彼からのメッセージだったらしい。

　サイゾウ「もう１度お前さんとでかい仕事をやることを夢見て今日まで生きていた。」

どんだけ昔の話してんだよ……。

刑務所に入ってる間、時が止まっていたんだろう。

全く反省していないとは……。

昔のまま

　年老いても変わらぬサイゾウに、現実を見るよう言い、説得するサスケ。

　そんな彼に失望したサイゾウは、得物を取り出し、彼に襲い掛かる。

　サイゾウ「ここで死ねい！」

何でそうなるんだ？

バカは理解に苦しむよ。

お爺ちゃん

　様子を窺っていたワトソン達が割って入るが、構わず武器を振るうサイゾウ。

　しかし、その動きは年相応に緩慢で、ワトソンの手刀であっさり倒される。

よっわ……。

よくこんな状態で泥棒を続けようと思えるね……。意志の力という奴か……。

共演

　酷い茶番ではあったが、モリアーティと共に推理落語を披露するシャーロック。

　サスケは元盗人でサイゾウの相棒。要求を拒むなら過去の悪事をばらすと脅されていた。

　サスケは落書きが誰かに解読されることを恐れて消して回っていたのだ。

犯罪を犯しておいて、逃げられるとは思わないことだ。

結局、彼らは何の為に盗人になったのかな……？

若気の至りじゃないか？

謎かけ

シャーロック「友情の終わりとかけまして、九回裏逆転の一打と解きます。」

モリアーティ「その心は？」

シャーロック「どちらもさよならです。」

何だか少し寂しいね。

普通は殺すまでいかんだろう……あほぼんと同じくこの老人も何かおかしいぞ。

わし一人でもやってやる！

　倒れたサイゾウに対し、盗人には戻れないと告げるも、これから出来る限り支えると声をかけたサスケ。

　しかしサイゾウはそれを聞き入れず、その場から逃走してしまう。

おっと。まだ何かする気か？

さっきはあんなよぼよぼだったのに逃げ足早過ぎねーか？

雲隠れサイゾウ

　遊撃隊の子どもを人質に取ったサイゾウの説得を試みるモリアーティ。

　衆人環視の中、ベタな言葉を並べながら近付くと、彼は急に様子がおかしくなり……。

　サイゾウ「8020463840！！」

おい。また数字だぜ。

これの意味が分からねーんだよな……。

ひょっとして、ポケベルの暗号かな……？

有り得るな。その線で少し調べてみよう。

ヒーロー探偵

　犯罪者から子どもを守ったことで、ヒーロー探偵として人気が爆発したモリアーティ。

　ネットだけでなくテレビまで彼の勇姿を取り上げ、モランの追い風となる。

何か妙だな。これも選挙に繋がってることを考えると……。

…………。

真実は雲の中

　ヒーローのニュースの裏で、雲隠れサイゾウが飛び降り自殺したというニュースが流れる。

　爆弾魔アルバート・トレヴァとの関係が疑われているようだが、真相は果たして……。

政治に関する物事から目を逸らさせるのが目的か……。

実は全てモランの作戦かもしれないね。

シナリオ通りってことか？

退屈な世界

モリアーティ「何かつまんねぇ……。」

もし全てシナリオ通りなら確かにつまんねぇわな。

真実が明らかになる日が待ち遠しいね。

第１７話終了

 

商標、社員、会場とかけ、新型コロナウイルスと解く。

その心は？

うつる（写る/鬱る/移る/うつる）と面倒だ。

コロナウイルスって、ニュースでやってる奴か。確か豚だか何だか……。

武漢だ。

何であんなに広まってんだよ？

症状の出ない潜伏期間があるし、特効薬もないからさ。

実はもう感染してたりしてな。

あ、あたしは殺し屋だ。大丈夫……大丈夫な筈だ。

ちなみにここにそのコロナウイルスを閉じ込めた瓶があるんだが……。

うわああっ！！

冗談だ。

18話の感想はこちら