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アニメ『エスタブライフ グレイトエスケープ』第５話 感想

アニメ

 

◆今回の内容◆

アニメ『エスタブライフ グレイトエスケープ』

第５話「女神から逃げられない」の感想です。ややネタバレ注意。

◆今回のアニメ感想担当◆ 『異端のネシオ』「カラレス・インテグレーター編」より――

◆音無（おとなし） 音夢（ねむ）◆ ◆絵知川（えちかわ） 春名（はるな）◆ ◆矩踰（のりこえ） 周子（しゅうこ）◆ ◆正犠（まさぎ） 尋人（ひろと）◆ ◆キャシー・ラグドール◆

←第４話の感想はこちら 第６話の感想はこちら→

新メンバーから逃げるな

 
渋谷区・虹幻町・イエローストリート

 

はぁ～、まだかな～♪ まだかな～♪ エロトが選んだ新人ちゃん！ もう約束の時間になるけど。

ふー、この感じ。他人が作った弁当を初めて開ける時と同じだよ……。パクパク……、いや、ワクワクですわ。

あー、ヤバいです。緊張で膀胱が……。あの、もう一度トイレ行ってきていいですか？

急によわよわにならないで。リーダーでしょ。

ネムちゃん、人見知り発動してるねぇ……。

って、やばっ、来たんじゃない？ 足音が……

うぅ……。

＜＜がちゃ＞＞ やぁ、皆お待たせ。新しい子、連れてきたよ。

（そそそ）

うわっ、めっちゃ可愛い！ 外国人！？

しかも猫耳だよ。

猫？

ふふ。近くの猫カフェでバイトしてる、キャシー・ラグドールさん。今日から彼女が僕らの仲間だよ。

（ぺこり）

ん、ふむ、礼儀正しいのは良いことです。え～えっと、あなたには今日からカラーギャング「イエロー・ディザイア」の一員として働いてもらうので、とりあえず私がリーダーということは覚えておいてください。重要なので。

あ、私は絵知川 春名。ハルナって呼んでね。

腹が減っては何もできぬ。矩踰 周子だよ。ノリコでもシュウコでも、呼び方は好きにどうぞ。

既にヒロトさんから聞いてると思いますが、我がチームの目的は、それぞれが好きなことだけをして生きられるような世界を作ることです。

やりたくないことはやらない。やりたいことでお金を稼いで、稼ぎの一部を寄付すること。共有財産となるので、何か欲しいものがあれば申請するように。

まぁ色々言ってるけど、要は、駄目な私を養ってくださいってことだよ。

＜＜ダンッ！＞＞ 私はちゃんと稼いでいます！ ハルナさんには負けますが……、これでもチームの大黒柱の一つです。

………………。ナマエ……。

ん？ ああ、音無 音夢です。これからよろしくお願いします。

ヨロシク……オネガイシマス……。

……？ あの、ヒロトさん。何だか言葉が怪しいんですが、大丈夫なんですか？

あはは、ちょっと話すのに慣れてないだけだよ。

…………まぁいいでしょう。では早速、新人歓迎のアニメを――

第５話視聴開始

　「パ ン ツ の 着 用 が 禁 止 さ れ て い ま す」

　モデレーターである女神像の教えにより、住人全てがノーパンを貫くお台場クラスタ。

　今回、仕事をしに行くエクア達も、その決まりに従い、パンツを脱いだ状態での訪問。

　しかし、一人だけ脱いでいないとんでもない人物がいたようで……

　街中でちょっとした騒ぎが起きてしまう。

フェレス（拘束）「ほんとにやめて！！」

 

はっ……！ 何ですかこの回は。新人歓迎会にはとても相応しくない予感が……。

は い て な い 街。

（ぐっ）

大丈夫だよ。彼女、アニメは大好きみたいだから。

やっばー、お台場ちょー天国じゃん！ 小さな子も当然はいてないんでしょ！？

目を輝かせないでください！ こんなの新人教育に相応しくありません、今すぐ止めて――

まぁまぁ、もうちょっと見てみようよ。

パンツの誘惑

ビバルデ「汝、はくなかれ。」

　今回の依頼人は、お台場神殿に住み、住人にノーパンの教えを説いている女神官ビバルデ。

　一見、信心深そうに見える彼女は実は、ずっとパンツをはくことに憧れを抱いていたようで、エクア達に他のクラスタに逃がしてもらえるよう頼み込む。

 

そんなぁ……！ パンツなんてそこまで良いものじゃないよ……！ デ・ヌード！ デ・ヌード！

うるせー……こいつ。

デ……ヌード……？

う～ん、何でパンツだけ駄目なんだろ。他は身に付けてＯＫなのに。

皆はやっぱり、パンツははいていたい？

当たり前です。ズボンが汚れますし、生理中は非常に困ります。

男はどうなの？

やっぱり無いとズボンが汚れるのは一緒かな。痛い思いをする時もあるかもね。

ふふ……。

フェレスの恥じらい

　パンツを脱ぐことを最後まで嫌がり、脱いだ後も下半身の違和感がずっと気になり、任務に集中できないフェレス。

　彼女の恥じらいはだいぶ逃走の妨げとなったが、ビバルデの道案内により、何とかボートまで辿り着き、脱出に向けて発進する。

　しかし、追手はそれを想定していたのか、大量のミサイルを放ってきて……

 

ちょっと……私もフェっちゃんと同じ気分を味わう為にパンツ脱ぐわ。

え？

じゃあ私も剥き剥きしますか……。折角だし。

ちょっ。

皆だけにやらせる訳にはいかないな……。こうなったら僕も。

セ〇クスでも始める気ですか！ やめなさい！ やめろ！

（脱ぎ脱ぎ……）

新人、真似しない！

VS女神像

　パンツの無い分、デバフのかかったフェレスの代わりに、ミサイルに対処するウルラ。

　彼は得意の刀でミサイルを捌き、華麗にボートの上に着地！

　――と思いきや、滑って水に落ちてしまい、救出不可能に。

　エクアは仕方なく、ボートを上手くコントロールし、残りのミサイルを誘導――

　女神像に命中させ、砲台と共にその長いスカートを破壊するのだった。

 

（ぱちぱちぱちぱち）

勝ったみたいだね。これで今日のお仕事も完了？

！ 待って、女神像のスカート部分が壊れて、あそこが……。

なっ……あれはまさか……。

新たな夜明け

信徒「パンツは一日、一時間！ パンツは一日、一時間！」

　封印が解かれたことで、新たなお告げを住人に伝える女神像。

　それは一日一時間だけパンツをはくことを許すという非常に寛大なものだった。

　これならもう逃げる必要は無いと、信徒と共に盛り上がるビバルデ。

　一方、エクアは、モデレーターが街の方針を変えるなど、前例が無いと信じられない様子で……

　温泉に入っている間もずっと浮かない顔をしているのであった。

 

な～んかよく分かんないけど、許されたの？ 

いいね。僕としてはこういう結末の方が好きかな。

もしかして、逃がし屋の活躍でＡＩの考え方も変わってきてるのかな？ 争わない方が得とか。

ヘイワ……。

何か張り合いがないですね。ひょっとしてＡＩは人々に壊されることを望んでいるとか？ 役目に疲れていたりするんでしょうか？

第５話終了

 

さて、アニメで親睦を深めたところで、そろそろ新人の能力を見せてもらいましょうか。

……！

キャシーさんの能力は、Ｂ級の「ラグドールタイム」。生き物をぬいぐるみに変える能力だよ。

へー、それ強くない？

では試しにこの中の誰かを変えてみてください。あ、私以外でお願――

＜＜ぽんっ☆＞＞

うわ、ネムちゃんが人形になっちゃった！

わー！ 見て見てこれ！ このムッとした表情。そのまんまだし、ふにふに！

…………。（ぐにゅんぐにゅん）

＜＜ぽんっ☆＞＞ はっ！ 今何が……。

どうだった？ ぬいぐるみになった気分は？

意識が飛んでいたので分かりません。しかし、これは凄いですよ。相手を無力化できる強力な異能です。機械に通じないのは弱点ですが、これなら他のチームにも強気に出れます。

おっ、抗争しちゃう？

えっ？ いや、それは……今のところする理由が無いので……。

あー、ひよっちゃった……。

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女神から逃げられない