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アニメ『ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season』第10話 感想

 

◆今回の内容◆

アニメ 2nd Season

第10」の感想です。ややネタバレ注意。

◆今回のアニメ感想担当◆ 異端のネシオ』「異常性クラスメート編より――

異常性クラスメート全員

←第9話の感想はこちら 第11話の感想はこちら→

黒幕探し

綾小路あやのこうじ龍園りゅうえんの対決か……。奴の土俵ということは、当然「暴力」になるんだろうな。野蛮極まりない。

ふふ……、夕日をバックに殴り合いなんて、まるで少年漫画のようですね。友情が芽生えてもおかしくありません。

う~ん……。でも、校内でそんな勝負をするのはかなりリスキーだぞ。喧嘩両成敗で二人共退学になってもおかしくない。

フッ。まぁ、そうならないよう、やりようは幾らでもあるさ。俺だったら暴力なんてくだらない方法は取らないが。

…………。

それより、軽井沢かるいざわの話しよーぜ。綾小路龍園の対決の前に絶対ひでー目に遭うだろ。

あれはキャンキャンうっせーから再起不能にしてもらって結構だ。

第10話視聴開始

 一筋縄ではいかないとされていたペーパーシャッフル試験だったが、結局、どのクラスからも退学者が出ることはなかった。

 そのことに安堵しつつ、そろそろクリスマスの時期

 綾小路グループ互いの予定を確認し合いながら、放課後の穏やかな時間を過ごしていた。

 しかし、物陰から何やら怪しげな視線が向けられていて……

 

穏やか……ではないな。誰かに見られてるぞ。

ああ。今年のクリスマスは血が流れるかもしれねぇ……。

監視か? 龍園もアホだよな。直接クラスに乗り込んで、黒幕にメールすりゃ着信音で分かんのに。

まぁそこは大人の事情ってヤツだろ。それに、メールの相手が黒幕とは限らないしな。

体育祭で突然本気を出したことが引っかかってる筈っすよ。

Dクラスに向けられる視線

 AC生徒Dクラスの監視を始めている。

 龍園目的黒幕探しだろうが、坂柳さかやなぎの方は狙いが読めない。

 不安がる軽井沢だったが、綾小路無視して問題無いと言われ、一旦落ち着きを取り戻す。

 

ん? Aも動いてるみたいだぞ。どうしてだ?

綾小路が狙いなのか、それとも目的は別なのか……

坂柳は関係なく、生徒個人が勝手に動いてるって線もあるぞ。体育祭での活躍は大勢が見ただろうしな。気になってしょうがない奴も出てくるだろう。

無視でいいのか……?

図書室での邂逅

 Cクラスの動き活発化する中、教室堀北ほりきたから本の返却を頼まれ、図書室を訪れた綾小路

 彼はそこでCの女子生徒――椎名しいな ひよりと再び出会う。

 どうやら彼女は本好きなようで、綾小路読書家であることを知ると、仲間を見つけたことが嬉しかったのか、別の本オススメする。

 争いごとが苦手な彼女は、龍園黒幕探しには興味が無いようだ。

 

おー、スラムに舞い降りた天使だな。

いや待て、本当に信用して大丈夫か? 油断させる作戦だったり……。

う~ん、僕は演技じゃないと思うけど……。

え~、甘過ぎぃ。ああ見えて、本の角で同級生をぶん殴るくらいしてるでしょ。

怖過ぎィ!

面会

 ひよりと別れた直後、担任の茶柱ちゃばしらに声をかけられ、応接室まで連れていかれる綾小路

 面会人が来ているとのことだが、この時期に一体誰が……?


人々は常にその破滅を願っている。偽りの善に欺かれるがゆえに

 

おっと、面会? もしかして親とかか?

え、確か外部との接触は禁止されてなかったっけ、この学校。アリなのか?

流石に刑務所ほど厳しくはないだろうが、これはおかしなことが起きてるな。

今すぐ警戒レベルを引き上げろ。来るぞ。

天才の父親

 応接室で待っていたのは、なんと綾小路の父親だった。

 まさか茶柱が言っていた話は事実だったのか、彼は綾小路を連れ戻そうと、強引に退学届へのサインを要求する。

 しかし、理事長が現れたことで、思惑は霧散。

 この学校では生徒の自主性が最優先される――

 彼は自分にはルールを守る義務があると主張するのだった。

 詭弁と言われようとも、一歩も引く気は無い。

 

ホワイトルーム……。綾小路が育った施設のことか。見たまんまの名前だな。

…………。そこの完成品である綾小路を逃がした執事を焼身自殺に追い込んだ、か……。物騒な話になってきたな。

本当に自殺かどうかも怪しいだろう。汚い手は幾らでも使いそうだ。

可哀想に……。きっと良い方だったんでしょうね。雇い主の意向に逆らってまで、閉鎖空間で育った子どもを逃がそうとしたんですから。

茶柱 佐枝の嘘

 父親の動き坂柳理事長との会話で、綾小路茶柱の話が嘘であったことに気付く。

 彼女は自分を下剋上に利用しようとしただけ無理矢理に退学にすることはできないと。

 それならもう頼みを聞く必要は無い

 茶柱は引き留めようとするが、綾小路は無視してその場を去るのだった。

 

あ? もう戦わねーってことか? つまんな。

おいおい……。さっき堀北に協力するって言ったばかりだぞ。

マジで無くなっちまったなぁ。Aクラスを目指す必要。これで自由の身。入学したての頃に戻るって訳だ。

え? マジで? じゃあ龍園もガン無視?

おっと。それは分からないっすよ……

最後の通話

 Aクラスを目指す理由が無くなった後のことは平田ひらたや堀北に任せる

 だから俺からの連絡は、これが最後になるだろう――

 茶柱から解放された綾小路は、すぐに軽井沢との関係も終わらせにかかる。

 元々冷え切った関係だった。何も問題は無い。

 しかし、軽井沢は何処か名残惜しそうで……

 

酷い! 私とは遊びだったのね!

おやおや、どうしましょう。寄生させておいてこの仕打ち……。最高の寄生先を失った寄生虫は、また平田さんに?

う~ん。一応、まだ平田とは付き合ってることになってるから……元に戻るだけ……。戻るだけだけど……。

何かあった時に助ける約束、ちゃんと果たすんだろうな……? 責任持って守ってやれよ。

第10話終了

 

さぁ、次回! ヤリ捨てられた軽井沢ちゃんの運命や如何に!

まっ、マザネ君が元気になり始めた……。大変……!

龍園に狙われてるからなー。綾小路の冷酷さを考えると、また3話みたいに放置する可能性も……。

ハハハ! 流石に見捨てないだろう。平穏な学園生活を送る為、しつこい龍園達はちゃんと処理する筈だぜ。

だといいがな……。

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