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アニメ「歌舞伎町シャーロック」第２話「泣きぼくろ見つめ隊はいかが」感想

アニメ
今回の内容

　アニメ「歌舞伎町シャーロック」の第２話「泣きぼくろ見つめ隊はいかが」の感想です。ややネタバレ注意。

今回のアニメ感想担当 『異端のネシオ』「異常性クラスメート編」より――

「雪見（ゆきみ） 銀次郎（ぎんじろう）」「落花（おちばな） 千々莅（ちぢり）」「死瑪（しば） 遊餓（ゆうが）」「菊池（きくち） 涯（がい）」「只乃（やの） 博人（ひろと）」「億卍（おくまんじ） 解俸（かいほう）」の６人。

1話の感想はこちら

異常者達の危険な夜２

 

切り裂きジャックはシャーロック・ホームズが書かれた頃と同じ時期に起きた凶悪犯罪だ。しかし、ホームズの原作者であるアーサー・コナン・ドイルは、この事件を扱っていない。

へぇ、何でだ？

そりゃ実際に起きた事件だからね。何十年と経ち、真実が闇に覆われた今だからこそ、娯楽作品として世に出しやすいし、価値がある。

そうだな。未解決となってから、切り裂きジャックの事件をモチーフにした小説や映画は数多く作られた。中にはホームズとジャックの対決を描いた作品もある。

これもその１つだ。

 

ホワイトチャペル……これがヒントになるってのか？

さぁ？ だが気になるのなら読んでみればいい。

ちなみに、コナン・ドイルは小説では扱わなかったものの、犯人を女装した男性だと推理していたらしいよ？

え？

女装した男……？

…………。

（カタッ……）まさかな……。

さぁ、第２話見ていこーぜお前ら！

第２話視聴開始

　探偵長屋のことについて、ハドソン夫人に尋ねるワトソン。

　探偵への依頼を考える彼に、ハドソン夫人はここでの依頼の種類は「Ａ級」「Ｓ級並盛」「Ｓ級特盛」の３種類があることを説明する。

　金が無いワトソンはシャーロックにＡ級での依頼を考えるが、彼を知るハドソン夫人が言うには、お金より事件が気に入るかどうからしい。

何だと？

ふ～ん……金よりも質か。私も仕事の内容によるな。

ハハハ！ 俺は女が暴れ回ってるっていうなら、タダでも止めに行くぜ。

理解できんな。

ＯＰ

おっと、オープニングが始まったようだ。少し静かにしたまえ。

……やっぱモリアーティってのは、悪党なのかね。

男の犯罪には興味ねーな。

…………。

最近、轢き逃げにあってなぁ

　前回、シャーロックを車で轢いてしまったワトソン。

　彼は厚かましくも後払いで依頼ができないかと交渉するが、無視され、身の回りの世話を命じられてしまう。

まさか、警察に届け出てないのか？

描写が無いから分からないが、無視していた場合、道路交通法第７２条、救護義務違反で轢き逃げの罪。警察への通報を怠ってる場合、報告義務違反もつく。まぁ、駐車場なら適用されない可能性の方が高いけど、人身事故だからね。警察には届け出るべきだろう。

こいつあんま悪びれねーし、最悪だな。

召集

　探偵長屋に新たな依頼が持ち込まれ、召集される探偵達。

　ここで小悪魔系ギャル探偵メアリ・モーンスタンと、その兄と思われるルーシー・モーンスタンが登場。

小悪魔って時点でもうロクな女の予感がしねぇ。

どんな相手でも警戒はすべきだ。この街では特にね。

依頼の報酬

　今回の依頼人は花屋「poppin」の店主――高峰 富士子。

　報酬はＳ級並盛100万。

　それを聞いた京極 冬人は、すぐに部屋を出ていく。どうやら依頼を受ける気は無いらしい。

いーよ、無能は邪魔だから出てけ。

塵も積もれば山だ。俺は受けておいた方が良いと思うがな。

依頼の内容

　バイトの勧めで新時代アイドル「泣きぼくろ見つめ隊」のメンバー募集に応募し、受かったという依頼人。

　アイドルになりたいという夢を持っていた彼女は、すっかり乗り気で、歌や踊りの練習に励んだそうだが……。

オーディション詐欺か。これは費用を事前に伝えない場合が多く、相手を「選ばれし者」などと思わせ、その喜びに付け入り、高額な契約を迫るのが特徴だ。

ふ～ん、でもそんな単純な事件じゃないだろ。こんな作品だし。

まぁ、そうだね。バイトの様子が妙だったし、グルかもしれない。何をしようとしているかはまだ分からないが。

さっきテレビで金塊が盗まれたとかやってたし、それ関係だろ。

騙されたのでは……

　探偵達に、オーディションの日に消えたプロデューサーの行方を捜してほしいと頼む依頼人。

　富士子「私、アイドルになりたいんです！」

は？ 何言ってんだブス。

こりゃ、またすぐ騙されるね。

こいつは思ったよりでかいヤマだ

　依頼を引き受けた探偵達。

　立ち上がるシャーロックを見たワトソンは、足が無事であることに驚く。

　シャーロック「ヒビが入ってただけだ。」

そういう問題ではないけどね。

シャーロックの調査

　老人の変装をし、花屋を訪れたシャーロック。

　彼はバイトのサオリを調べ、すぐに答えに至る。

　シャーロック「犯人はバイトのサオリだ。」

　シャーロックはワトソンにサオリの画像を送り、前科者のファイルと照らし合わせ、相棒の男を調べろと指示する。

まぁ、当然疑うよな。

でかい音楽かけて何かやってやがったな。発掘か？

ふふっ、財宝は出たかな？

隣が質屋……。こりゃバレバレだな。

メアリの作戦

　モーンスタンがサオリを見張っているのを見て、情報が漏れたと確信するシャーロック。

　彼はワトソンを追い詰め、服に仕込まれた盗聴器を発見する。

卑怯な手を使いやがる……。

簡単に信用するワトソンもどうかしているがね。

カモ

　歌舞伎町で騙され続けるワトソン。

　遂には子どもにまで騙されかけ、そこをモリアーティに救われる。

あのメスガキ、しつけがなってねぇ。

なめられまくってんなぁ、ワトソン。

ウェストから来た人間だからね。当然だが、モリアーティも信用しないことだ。

タイムアップ

　メアリとルーシーは偽物に騙され、タイムアップ。

　その頃、シャーロックは犯人と金塊を見つけ、彼らに推理落語を披露していた。

あの女、ロクに推理しねーな。

他人を利用し、美味しいところを持っていく……。シャーロックには通じなかったようだね。

推理落語

　オーディションは勿論インチキ。バイトのサオリは花になんて興味無し。

　店長の留守中、花屋の壁にせっせと穴を開け、背中合わせの質屋から、強盗犯が売った金塊を取った、それが真相のようだ。

　シャーロック「アイドルとかけまして、これから強盗に入る奴と解きます。その心は、どちらも不安（ファン）でいっぱいです。」

マネーロンダリングか……。

壁に穴とは随分面倒だな。

コブラ

　推理落語を終えたシャーロックの前に強盗犯のコブラが現れ、腕の銃を向けられた。

　絶体絶命のピンチであったが、ワトソンの助けで、事なきを得る。

モリアーティに場所を教えられたか。

大儲け

　金塊を取り戻したことで、銀行から2000万円の謝礼が支払われ、悔しがる探偵達。

　長屋を訪れたワトソンは、自分を騙したことについてメアリを問い詰める。

　しかし、兄……ではなく、姉のルーシーに睨まれてしまい……。

こいつ女か……。切り裂きジャックが分からなくなったじゃねーか。

第２話終了


第2話

 

天使の羽だし、ナイチンゲールじゃ…………。

さぁどうだろう？ 案外意味の無い絵かもしれない。

この分じゃ、切り裂きジャックもふざけたオチになりそうだな。

3話の感想はこちら